内断熱・外断熱の違いって?
日本の建物の多くは内断熱(うちだんねつ)工法です
この工法は、建物(コンクリート)の室内側に断熱材があるため、建物は四季を通じて外気温にさらされています。そのため、暑さ寒さから膨張や収縮を繰り返し、ヒビ(クラック)が発生。その隙間から雨水がしみこみ建物の劣化が進むのです。そして建物だけではなく健康にも悪影響が…。
人・建物にメリットの多い「外断熱(そとだんねつ)」工法です。
内断熱工法とは逆で、外断熱工法は、建物(コンクリート)の外側を断熱材でスッポリ包んでしまう建築工法です。建物にコートを着せるように…そうする事で、人にも建物にも多くのメリットが生まれるのです。
読み進んでいただくと、外断熱の良さがきっとわかると思います。そして今後、日本でも外断熱の建物がきっと増えていくことでしょう。
外断熱の3つのポイント
健康に良い

高齢者の死亡事故トップの原因となるヒートショックを防ぐ。
建物全体を包む外断熱は住まいの各部屋間の温度差を軽減させ、ヒートショックの起こりにくい空間を作ります。
ハウスダストを防ぎ、アトピーやぜんそくから解放。
建物全体の温度が一定になるため結露を防ぎます。それがシックハウスの原因となるカビダニの発生を未然に防ぎ、アトピーやぜんそくの悩みを解消します。
耐久性に良い

建物の耐久性を飛躍的に高め、資産価値をアップ。
建物を断熱材と外装仕上げ材ですっぽり包む2重構造のため、外気温や日射の影響を受けにくく建物寿命と資産価値を延ばします。
省エネに良い

冷暖房の効率がよく、家計にも地球にも優しい。
コンクリートの蓄熱効果を最大限に引き出す工法のため、少しの冷暖房で快適な室温を保ち、高い省エネ性を発揮します。